用途1 グラフィックス(プルーフ、フォトを含む)
インドアのPOP、写真、ポスターで主に水性のインクを使用
《 用 途 》
屋内及び風雨・日光が直接当たらない軒下などの半屋外に掲示するPOP、ポスター、写真、印刷プルーフ
《 種 類 》
主に水性の顔料インクを使用
主な用途
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POP
POPとは、「Point Of Purchase 」の頭文字を取った略語です。
購入する場所、となり、売り場に設置される広告や掲示物の事を指します。
商品説明のポスター、パネル、カード、タペストリー、のぼり等の形態で掲示されます。
最近では、デジタル媒体のPOPも増えていますが、未だ大判出力された掲示も広く使用されます。
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ポスター
ポスターのコンテンツはグラフィカルなものから、写真を使用したものまで多種多様で、そのコンテンツに合わせて使用される用紙も選択されます。
写真を駆使したポスターは、写真用紙系、壁新聞に近い掲示は普通紙が用いられることが多いです。
掲示された場合、光が反射して見え辛くなることを避けるため、半光沢紙や、絹目加工された用紙が用いられることもあります。
更に最近では、短期屋外用途で用いることのできる用紙も発売されています。
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写真
大判インクジェットで用いられる写真は、掲示用途が多く、写真館、写真展で用いることが多いです。用いられる用紙は、一般の写真出力で用いられるような(半)光沢紙だけでなく、基材の風合いを生かすファインアート紙なども用いられます。
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印刷プルーフ
印刷業界では、プルーフィング用の出力や、CTPワークフローでは検版の代わりとして活躍の場が広がっています。用紙は、本紙に近いプルーフ用の用紙が用いられることが多いです。中には新聞紙に近いプルーフ紙もあります。
グラフィックスカテゴリーに用いられる機械の特徴
グラフィックスカテゴリーで用いられるプリンタは、大きく分けて3種類に分けられます。
高画質の出力に優れた「多色機モデル」と高速出力に優れた「高速モデル」、及び廉価ポスター用途の「廉価モデル」です。
多色機モデル | 基本的なCMYK系の水性顔料インクだけではなく、RGBや蛍光インクなどの特色インクを用いることによって色再現性に優れています。これらは、フォト、高色域を必要とする印刷プルーフ、及び高品位(写真などを主にした)ポスター用途で多く用いられます。 色数は、10~12色程度が用いられます。 |
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高速モデル | 基本的なCMYK系の水性顔料インクを複数用いることにより、高速出力が可能です。 中には、ワンポイントで赤などの特色を用いることがありますが、上述の多色機程の色数は持ち合わせず、7~9色が多いです。但し、同色を左右対称に具備することで高速、高画質を両立させたりしています。出力ボリュームの多い、POP、ポスターや印刷プルーフで用いられることが多いです。 |