大判インクジェットプリンターってなに？
様々な印刷方式の中で、デジタル印刷インクジェット方式で、多様な大判のメディアに印刷を行うプリンターです。
印刷方式
※ 様々な方式がありますが一例です
- アナログ印刷 …
オフセット方式、グラビア、フレキソ方式、スクリーン方式 - デジタル印刷 …
電子写真方式、インクジェット方式
大判インクジェットプリンターではインクと印刷するメディアの種類により一般家庭用プリンターでは印刷が出来ないメディアにも印刷が可能となり、多様なアプリケーションに対応することでオフィス、商業印刷、産業印刷の様々な分野でご利用頂いています。
《ロールタイププリンター》
《フラッドヘッドタイププリンター》
《ガーメントプリンター》
| プリントヘッド | 大判インクジェットプリンターは広い幅のメディアに高速で印刷を行うため大型ヘッドを搭載したり、複数のヘッドを組み合わせて印刷を行います。 |
|---|---|
| インク | 印刷される媒体に合わせて様々なインク（水性、溶剤、UV硬化、Latex、酸性染料、反応染料、分散染料、捺染顔料、昇華転写等）を使用します。主なインクの種類・用途はこちら インクを大量に消費するため、大容量のインクカートリッジやインクボトルを装着します。 |
| メディア （印刷される媒体） |
紙、布、塩ビ、プラスチック（フィルム、板）、金属、ガラス、木材等のメディアを使用します。 長尺メディアへ印刷するためロール紙を使用するロールタイププリンター、平面のテーブルへメディアを置いて印刷を行うフラットベッドタイププリンター、衣類に直接印刷するガーメントプリンターがあります。 |
| インク定着方法 | インクとメディアの種類によって硬化/乾燥方法が変わり、加熱、UV照射、加湿、専用メディアの組み合わせで定着をさせます。 |
JBMIAでのフォーカス
大判とは…
JBMIAの大判インクジェットプリンター部会では
下記を大判インクジェットプリンターと定義し
活動をしています。
下記を大判インクジェットプリンターと定義し
活動をしています。
① インクジェット方式
② 対象分野
-
グラフィックス（プルーフ、フォトを含む）
インドアのＰＯＰ、写真、ポスターで主に水性のインクを使用 -
CAD/GIS
図面や地図等の線画中心で水性のインクを使用 -
サイネージ
アウトドアの広告・宣伝ポスターで溶剤系・ＵＶ・レジンなど耐候性・耐擦性に優れたインクやメディアを使用 -
テキスタイル
布メディアに直接プリントする捺染方式と転写方式があり、主に酸性インク、反応インク、分散インクや昇華転写のインクを使用
③ 対応用紙幅
17インチ以上（432ｍｍ、A2ノビ）、
テキスタイルに含まれるガーメントプリンターに関しては17インチ以下を含む