環境配慮

「 安全性への配慮 」

効 果 理 由
環境・人への負荷低減 インクの多様化で安全な印刷環境の配慮
人と環境に配慮したインク・プリント物の設計 国内外の化学物質規制への迅速対応
認証関連団体・関連各社との交流・情報共有

環境、人への負荷軽減[ ① ]

  • インクの多様化で安全な印刷環境の配慮

水性インク、ラテックスインク、溶剤インク、UVインクなどインクの多様化で安全な印刷環境を目指しています。
また、化学物質の特性を見極めながら、各社ともより安全なインク設計を行っております。

水性インク

水を主成分とし、色材として染料または顔料を加えたインクです。
普通紙もしくはインク受理層を持つインクジェット専用メディアに印字します。
水分がメディアに吸収されることで色材がメディアに定着します。

ラテックスインク

水性でVOC発生が極めて少なく、無臭で安全。さまざまなメディアに対応し環境に配慮したインクです。
印刷完了後乾燥した印刷物はすぐに使用できます。
インク吐出と加熱に分けられます。
加熱により、被膜形成(色材固定)と樹脂溶解(定着)させ、印刷完了後にすぐに加工、施工できることが特徴です。
各社インク構成は異なりますが、機能性インクによって色材を固定させたり、抗スクラッチ剤を塗布できるものもあります。

溶剤インク

溶剤インクは顔料が素材の中に浸透することで鮮やかな発色と優れた耐候性を発揮します。この特徴により受理層を持たない塩化ビニールシート、ターポリン、PETフィルムなどの素材への印刷も可能です。現在は低臭気で環境により優しい低溶剤インクが主流です。

UVインク

UVインクとは、UV光(紫外線)を照射させる事によりインクが硬化し印刷素材上に瞬時に固定化されるインクです。
これにより樹脂、ガラス、金属などインク吸収層を持たない様々な素材に印刷が可能です。
UV LEDタイプの物は、UV照射時の発熱が少ないので、アクリル板など熱の影響で形状が変化しやすい素材にも印刷できるのも特徴の1つです。

人と環境に配慮したインク・プリント物の設計[ ②・③ ]

  • 国内外の化学物質規制への迅速対応
  • 認証関連団体・関連各社との交流・情報共有

水性インク、ラテックスインク、溶剤インク、UVインクなどインクの多様化で安全な印刷環境を目指しています。
また、化学物質の特性を見極めながら、各社ともより安全なインク設計を行っております。

② 国内外の化学物質規制への迅速対応

大判インクインクジェットプリンター用インクに関する化学物質法規制を調査

調査会社への依頼または、分科会会員によるウェビナー等の聴講により情報収集および共有をすることで国内外の化学物質規制に迅速に対応しています。

エンヴィックス(有)

https://www.envix.co.jp/

(株)インターウオッチ

http://www.iwco.co.jp/
規制速度の速いEU法規制化学物質を3カ月毎に定期調査
略称 正式名称
CLP規則 規則 (EC) No 1272/2008
REACH規則 規則 (EC) No 1907/2006
食品接触材規則(枠組み規則) 規則 (EC) No 1935/2004
玩具指令 指令 2009/48/EC
プラスチック規則 欧州委員会規則 (EU) No 10/2011
国際条約、各地域規則の定期調査および個別調査により、インクの安全性を担保(詳細は下表)

国際条約(POPs条約/バーゼル条約/マルポール条約等)

大判インクジェットプリンター用インクに関する法規制 定期調査および個別調査実績

詳細はこちら(PDF)

③ 関連機関、関連団体、関連各社との交流、情報共有

人と環境に配慮した設計を行い大判インクジェットインク・プリント物の安全性向上を推進しています。

  • 標準化機関(ISO)
  • 認証団体(一般財団法人ニッセンケン品質評価センター、SGSジャパン株式会社)
  • 関連団体(デジタルテキスタイル研究部会)
  • 関連業界各社(桜井株式会社)
ⅰ)環境関連ISO(TC130WG11)に大判IJプリンター部会として積極参画し、安全性標準化推進

ISO22067 (Graphic technology — Requirements for communication of environmental aspects of printed products)
Part3:textile Printing に関して安全性規範立案を推進しています。

ⅱ,ⅲ)テキスタイル認証団体および関連団体との定期交流、情報共有によるインク材料の安全性向上推進

OEKO-TEX®の認証機関である一般財団法人ニッセンケン品質評価センターとの定期交流・情報共有により、安全性の高いインク、繊維製品の安全性向上を推進しています。
また、bluesign®の認証機関であるSGSジャパン株式会社やその他、デジタルテキスタイル研究部会とも交流を図っています。

繊維の安全証明「エコテックス®」-日本公式サイト-

https://oeko-tex-japan.com/

bluesign®認証 | SGSジャパン株式会社

https://sgsjapan-portal.jp/info_detail.php?id=252

デジタルテキスタイル研究部会

https://digitex-bukai.com/
ⅳ)関連業界各社との交流による大判IJプリント物の安全性向上推進

桜井株式会社等と交流を図り、大判IJプリント物の環境影響にも配慮しています。